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恋空 佚名 4618 字 4个月前

夫だけど…ってか弘樹君だっけ?? 家の電話からかけてて大丈夫なの??』

美嘉の問いに弘樹は電話ごしで笑って答え た。

『ヒロでいいから!番号聞いていいか?俺 からかけ直す』

そして番号を交換した。これがヒロとの出 会いだ

桜井弘樹… いや、ヒロと番号交換をしたあの日から 毎日連絡を取り合った。

ヒロとは会ったことがないけど話が合う。

電話をして わかった事。

クラスは遠いけど同じ高校に通っていて、 一度????と教室まで来たことがあり、

美嘉と話してみたいと思ってくれていたら しい。

二人は暇さえあれば電話やメールをしてい た。

夏休みも終わり、 眠い目をこすりながら学校へ向かう。

教室に着いた時机の上に置かれていたのは 一通の手紙。

【dear 美嘉★from ??】

…??からだ。 ????と連絡をとり始めてから

??に避けられている。

不安な面持ちで 手紙を開く。

【話があるから、手紙読んだら四階の音楽 室まで来てね!】

手紙を握りしめたまま教室を飛び出し、 階段を四階まで駆け上がった。

音楽室のドアの前で 軽く深呼吸をする。

……怒ってるかな。 嫌な思いが

頭を過ぎる。

そっとドアを開けると 窓側の机に座っていた??が振り向いた。

「おはぁ?」 いつもの??に

少し戸惑う。

「おはよぉ…」

「呼び出してごめん!」

「ん…」

「美嘉は今恋してる?」 一瞬浮かんだのは

ヒロの顔。

会ったことがない… 勝手に想像している ヒロの顔。

「…いないかなぁ」

美嘉の返事を聞き、 すかさず口を開く??。

「あたし今恋してる!」

…相手はきっとあの人。

「??????」

「うん!本気なの。美嘉は????のことどう 思ってるの?」

心配そうな顔をする??に対し、正直な気持 ちを口にした。

「…ただの友達。恋愛感情は少しもない し!!」

??の表情が少し緩む。 ??は席から立ち上がり 背を向けた。

「あたしね、美嘉に嫉妬してたの。????は 美嘉狙いっぽかったし~美嘉も好きなのか なぁ~…ってね。疑ってごめん。??に話した らかなり怒られちゃった!」

「そっかぁ……」

「美嘉ごめんね。許してくれるかな?」

しんみりとした空気の中 ??が振り向いて

頭を下げる。

答えは一つ。

「……もちろん!!」

夏休み中にヒロという名前の男と知り合い 毎日連絡を取り合っているということを??

に話すと

??は嬉しそうに美嘉の腕に自分の腕を回し た。

「そうだったんだぁ。ヒロ君て人どんな人 なんだろうね!美嘉、お互い頑張ろうね?」

一時間目の授業は 移動教室だ。

ずっと心配していた??に仲直りしたことを 報告し三人は教室を出た。

廊下を歩いていると、 前からはヤンキーとギャル男集団が…。

その中に????がいる。 確かに????は ギャル男系だ。

「????~?」 ????のほうに

駆けて行く??。

取り残された美嘉と??は廊下の隅で??が戻 って来るのを待つ。

その時集団のうちの一人が二人に近付いて 来た。

色黒 明るい茶髪

整った細い眉毛 腰???にはだけたワイシャツ

背が高い…おそらく 180 くらいはあるだろ う。

耳にはたくさんのシルバーピアス。

その集団の中では、 あきらかに?????的存在

その男が鋭い目付きでを睨みながら こっち向かってくる。

美嘉と??は視線をそらし逃げる態勢をとっ た。

二人の前に立ちはだかったその男は口を開 いた。

「美嘉…だよな。俺は弘樹。」

…弘樹?ヒロ?? ?????!!

夏休み中ずっと連絡とってたヒロ?

低くて落ち着いた声。 想像してたヒロは、 爽やかで大人っぽくて…

「よろしくな!」

ヒロは見た目から想像できないような子供 みたいにあどけない笑顔で 右手を差し出した。

引きつった作り笑顔でじんわり汗ばんだ右 手を差し出し、 ヒロの右手を軽く握る美嘉。

隣では彼氏いない歴 16 年の純情な??が、

黄色いゴムで後ろに束ねられた黒髪をプル プルと震わせながら今にも失神しそうな顔 をしている。

美嘉でさえ怖いのに、 ??には刺激が 強すぎたか…。

????????????

運よく鳴ったチャイム。

握手した手をパッと離し

放心状態の??と????と楽しそうに会話する ??を強引に引っ張り、

教室へ向かった。

席につく。 心がついて行かない。

ヒロ、想像と全然違うし…。

頭をかかえていると ??が先生を気にしながら耳元で呟いた。

「さっき握手してた人ってもしかしてヒロ 君?!超イケメンじゃん!美嘉ラッキー?あ たしは????狙いだから安心しなさい?」

イケメンだったっけ。 顔見る余裕なかった…

そのまま顔を伏せている美嘉に??は続け る。

「お互いマジで頑張ろ!高校生活でイケメ ン get しなきゃね~?」

「…まだ好きとかじゃないもん。ってか今日 会ったばかりだし!!」

「これからどうなるかわかんないじゃん?」

この時は、

ヒロに恋するなんて全然思ってもいなかっ たんだ…。

第二章 嘘

????????

夜…

部屋でうとうとしていた時 phs の着信音で 目が覚めた。

電話の相手は????。

寝ぼけたまま phs を手に取り電話に出る。

『ふぁい…』

『誰かわかるか~?』

『…登録してるんだからわかるし!!』

『だよなぁ(笑)話変わるけどあいつと連 絡とってるんだって?』

『あいつってヒロ?とってるけど…?』

『あいつ他の学校に女いるから。あんまり おすすめしねーよ』

申し訳なさそうな言い方をする????に対 し、 わざと明るさを強調しながら答えた。

『…そっかぁ。okok?わざわざありがと! 気をつけるよっ!!』

電話を切って 少しだけ考える。 眠気も冷めてしまった。

ヒロ彼女いるんだ。 別に好きとかじゃないし…

ただの友達だから彼女いても別にいいけど ね!!

…でもヒロから聞きたかったなぁ。

考えている途中偶然にも届いたメール。 受信相手はヒロだ。

《アシタホウカゴハナソウ》 返信はしない。

今はなんとなくする気にはなれないんだ…。

次の日の放課後 ??と??と帰ろうとしたその時… ??が教室のドアを指さし叫んだ。

「あれヒロ君じゃない!?」 ??が指さす方向には

ヒロの姿。

phs をいじるフリをしてさりげなく教室を 出ようとした時…

「美嘉、話そうぜ。」 ヒロはドアに手を伸ばし帰れないよう

通せん坊している。

「どーぞどーぞ?」 何も知らない??は

美嘉の背中を押した。

「わりぃ。じゃあ美嘉借りるわ!」 ヒロは??と??にそう言うと美嘉の返事を聞

かないまま手をぐいっと引っ張って

誰もいない自分の教室へと連れて行った。

「昨日のメール、シカトしただろ?」 静かな教室の中に響く

ヒロの不機嫌な低い声。

「寝てたのっ」

本当は起きてたけど… 嘘をついた。

「それならいいけど。 ってかこうやって会って二人で話すの初め てじゃねぇ?」

安心した笑顔。 ヒロは頭を掻きながら照れくさそうだ。

「…彼女怒らない??」 ちょっとイヤミっぽく言い放つ。

ヒロからは笑顔が消え、目を細めてムッと したように答えた。

「俺、女いねーし。」

「昨日????から聞いたよ?別に嘘つかなく てもいいじゃん!!」

ヒロは美嘉の尋問に 困っている様子だ。

「????から聞いたのか。まぁ一応いるけど… もう別れるつもりだから」

「ふぅぅぅん…」

そっけなく返事をする。 窓の外を眺めながら

ふと考えていた。

別れるとか… 嘘っぽいよね。

彼女いるなら最初からいるって言えばいい のに。

秘密にするつもりだったのかな?? ヒロのこと、

わからなくなってきちゃった…。

そのまま会話をせずに 別れた。

その日以来、 ヒロから前以上に連絡が来る。

放課後話す事も増えた。

ヒロは真剣に話を聞いて力強い言葉をくれ る。

話していくうちに 信用出来ないと思っていたはずなのに…

いつしかヒロに対して心を開き、 悩みまでも相談するようになった。

見た目が怖いヒロ。 でも笑うと目が垂れて 幼く見えたりもする。

最初に会った時のイメージが少しずつ取り 除かれ

彼女がいることを知っていながらも次第に ヒロに惹かれていった。

一人で悩むのが嫌になり??と??に相談す る。

そこで出た結論は…

“ヒロが彼女と別れる気が本当にあるのか を聞いて、もし別れる気がないのなら諦め る”

二人に励まされながら、勇気を出してヒロ にメールを送信した。

《カノジョトワカレルキアル?》

《ナイナラアエナイ》

?????? ??????

メールを送ってからまだ一分も経っていな い。

ヒロからの返事は即答でしかもたった一言 だった

《モウワカレタカラ》

「美嘉やったじゃん?」 メールの返事を見てぴょんぴょん飛び跳ね

まるで自分のことのように喜んくれている ??。

「良かったね?」 ??も笑顔でガッツポーズをしてくれた。

「……ありがとぉ。」

好きな人が彼女と別れたら嬉しいはずなの に…

なんでだろう。 素直に喜べない。

だって、 また嘘をついてるような気がするから。

まだ心のどこかに 不安が残っている。

まだ 100%… 信じてない 気持ちがある。

最初につかれた嘘を 今もまだ微妙に引きずってたりもするん だ。

………????に聞くのが 一番手っ取り早くて 確かな手かもしれない。

だけど真実を知るのが怖くて… 結局聞けなかった。

ヒロが別れたって 言ってるんだもん。

今はヒロの言葉を 信じるしかないよ…。

ある日の朝… いつもの通り学校へ行くためバスを待つ。

????????????

メールの着信音が鳴り 受信 box を開いた。

受信:ヒロ

《キョウガッコウサボロウ!》

…学校サボる? なぜ??

メールの内容が