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恋空 佚名 4810 字 3个月前

りあえず、 昨日の夜と今日の朝の出来事を話す。

聞き終えると???が美嘉の携帯電話を奪い、 どこかに電話をかけ始めた。

『もし~俺???っス↑今から駅前のカラオケ に来れませんかねぇ?202 号室?美嘉もいま すよ!わっかりました~?』

「誰にかけたの??」 ???から携帯を奪い返そうとすると、

???は携帯を高く届かない場所まで上げた。

「すぐわかるって↑↑」 しばらくして、

部屋のドアが開いた。

優だ。 まぁ、なんとなく予想はしていたけどね…。

「待ってましたぁ~↑」 ???が立ち上がる。

「まぁまぁまぁ座って下さい。美嘉の隣 に!」

?????に急かされ優は美嘉の隣に腰をおろ した。

「受験頑張ったな!」 頭を撫でる優。

「はいはいはいはいイチャイチャ禁止~↑」 ちゃかす???。

「優さんに話があるんです。」 ????が真剣な面持ちで答えた。

「どないしたん?」

「昨日なんで??と一緒にいたんですか?」 核心をつく?????の質問。

「何で知っとんねん!」

「優さん正直に答えて下さい。」 ????の怒った表情を見て優は頭をかきなが

ら困ったように答えた。

「昨日??ちゃんが大学の正門で??を待って て、たまたま俺が帰ろうとした時偶然会っ ただけやで」

優の答えを聞いて、 肩の力が抜けた。

「だって昨日??さん電話で風邪ひいて寝込 んでるって言ってたし。??もそれ知ってる はず。」

?????の言葉で再び肩に力がはいる。

「じゃあ??は嘘ついて優さんに会いに行っ たってこと!?」

????の言葉に不安な気持ちがさらに高ま る。

「わざわざ??と二人で美嘉にお守り渡しに 行くことないんじゃないんスか?↑」

???の問いに、 優は少し悩みゆっくり答えた。

「あんな~誤解やって。??ちゃんには秘密 にして言われたけど…言うわ。なんか二人で 美嘉に会いに行けばヤキモチ焼くからっ て。そしたら好きって気持ちも高まるって」

「はぁ!?何アイツ↑」 マイクを使って叫ぶ???の手からマイクを

奪い 美嘉は優を指さしながら叫んだ。

「じゃあ…??のことかわいいとか心変わり するかもって言ったのは?!」

「それも??に言われたんですか?」

横から口を出す????の顔は真剣で、??に対 する怒りを隠しきれてない。

「そうやで。今考えたら俺もアホやったわ。 美嘉が怒るの無理ないな。ごめん。」

??… 一体何を考えてるの? 一体何がしたいの?

「俺??のこと最初からあんまり信用してな かったからな。」

「あの子は男のためなら友情を切るタイプ だね、絶対!」

?????と????が??の悪口を言い始めた。

「美嘉ほんまごめんな」 優は甘えたように美嘉の肩の上に頭を乗せ

る。

「もういいってぇ…」 そんな二人を見た???は口笛を鳴らしなが

ら冷やかすように言った。

「仲直りのチューはしないんスか~?!↑」 ????と?????が???の言葉に反応する。

「見たい~??」

美嘉と優は含み笑いをしながら顔を見合わ せた。

「…どうする??」

「俺はかまへんよ」

大人の余裕。 まだ子供な美嘉に そんな余裕はない。

「キース?キース?」

部屋中に響くコールと 期待で輝く三人の目。

これはもう覚悟を決めるしかない。 優が美嘉の頭の後ろに手を回す。

美嘉は強く目を閉じた。

唇が触れ小さく音が鳴る

優は美嘉の体を抱き寄せ耳元で囁いた。

「泣いても笑っても怒っても俺にとってか わいい女の子は美嘉一人やで」

今日の朝 優が美嘉に言ったあの言葉が、嘘に変わり 消えてゆく…。

どーせまた いつもみたいに冷やかされるんだ。

…沈黙。 静まる部屋の中。

変だなぁ。 いつもならすぐにブーイングが起こるの に。

優の胸からゆっくり離れ周りを見渡すと、 三人は関心したような うっとりとしたような なんとも言えない表情をしていた。

「みんな…どした??」 いつもと違う雰囲気に 戸惑い心配になる。

バカみたいに騒ぐいつものノリは一体どこ に…。

突然?????が黒ぶち眼鏡をはずして、 優に向かって頭を下げた

「俺にそのテクニックを教えてください。 お願いします」

それに続いて????も?????の腕を組みなが ら言う

「?????に教えてやって下さい!?????女の 気持ちわかってないんだもん私もあんなキ スされた~い?」

最後に???が立ち上がって優の隣に座った。

「優さんにホレたっス↑美嘉俺に優さんく れ↑」

美嘉はわざとらしく優にベッタリとくっつ いた。

「ダメ?優は美嘉のだも~ん!!そのかわり 美嘉が???にチューしてあげるってぇ!!」

優もわざとらしく美嘉の肩に手を回した。

「美嘉とチューできんの俺だけやし!」

まるで漫才をしているかのような会話だ。 まぁ、そんな感じで優とは無事仲直りする

ことが出来た。 あ~良かった。

仲直り出来たのは???がここに優を呼んで くれて ????と?????が真実を聞き出してくれたお かげだと思う。

この三人はいつもふざけてるように見える けど、実はすごく美嘉のことを考えていて くれているのかもしれないね…。

しかし??は一体何をしたかったのだろう…。 まぁ、いいか。

話は変わって… 試験は無事終わったけど1番大切なのは結 果だ。

実際試験はボロボロ。 面接も手応えありとは言えないし…。

自慢じゃないけどかなり自信がない。

不合格だった時のことなんて、なーんにも 考えてない。

終わったことを今になって悔やんでも意味 がないから。

あとは神様に祈るのみ…

【どうか、みんな一緒に合格出来ますよう に】

全ての授業が終わり、 あと学校へ行くのは卒業式の練習と卒業式 当日の二日のみだ。

寂しいことに、 卒業はもうすぐそば。

そしてついにこの日が来た。 人生を決める日。 合格発表だ。

「早く起きなさ~い!」 居間から聞こえるお母さんの叫び声で起こ

される

目覚ましをセットしたはずなのに… いつの間にか止めてしまったみたいだ。

こんな大切な日に寝坊するなんて…。

今日は待ちに待った合格発表の日だ。 別にワクワクとかドキドキとかしない。

だって、70%はダメだと思ってるから。 不合格を見に行くために大学に行くのか… そんなことさえ思う。

残念なことに優は今日大事な授業があっ て、会えないらしい。

せっかく慰めてもらおうと思ったのに~ っ。

…まぁ、仕方ないか。

のそのそと着替えをし 適当にメイクを終え、 やる気なく家を出る。

チュンチュンと高い声で鳴いている鳥の声 に耳を澄ませてみた。

そう言えば、 もう春も近いなぁ。

春と言えば卒業 でも今は考えない。

列車で大学へ向かい、 いつも通り正門で待ち合わせをして集合。

それぞれの受験番号をみんなで確認しあ う。

?????は…1302 番。 ???は…1311 番。 ??は…3521 番。 ????は…3526 番。 そして美嘉は…3529 番。

「「いざ出陣!!」」 気合いを入れ、

合格発表掲示板に向かった。

掲示板の前にはたくさんの人。 それぞれ嬉し泣きしてたり落ち込んでた り…

様々だ。

みんなで手を繋いで一列になり、 掲示板に目を向けた。

…1285

…1287

…1292

…1296

…1302

「1302…。俺の番号あった。やった!」 いつもはクールな?????が大声で叫ぶ。

…1303

…1307

…1311

「マジかよ…あった…」 ???がその場に腰を抜かして座り込んだ。

…3512

…3518

…3521

「キャーキャー!」 ??は甲高い声をあげて

ぴょんぴょんと跳びはねている。

…3523

…3525

…3529 美嘉は自分の受験票と掲示板の番号を見比

べた。

3529…

3529 って書いてあるよね!?

…合格した!!

嬉しさと驚きで声が出ない。 受験票を持った手が震えている。 優、やったよ。

合格したよ!!

その時…

「私の番号ない…落ちちゃった…」 みんなが喜ぶその横で

受験票をぐしゃぐしゃにしながら????が口 を開いた。

「????ちゃんが落ちるわけないじゃん!見 落としたんじゃない?!」

??が????の受験票を奪い掲示板の番号と見 比べた

すぐにうつむく??。 それは悲しい結果を意味している。

????が落ちた? なんで?なんで?? ????が落ちるわけないじゃん!!

だっていつもクラスの上位の成績なんだ よ?

こんなにバカな美嘉が受かって、 ????が落ちるなんてありえないよ。

「ま、しょうがないよねあははー!残念残 念!」

わざと明るく振る舞う????に、 かける言葉が見つからない。

合格したのは嬉しいけど喜べないよ…。 みんなで合格したかったみんなで合格した

かったんだ。 一人でも欠けたら 意味がないんだ。

「みんな~暗くなんないの!合格おめでと う!」

????が無理して話し続けるたびに、 苦しくなる。

同情じゃない。 本当にみんなで合格したかった。

しかし笑ってる????は、なぜか少しだけ安 堵の表情を浮かべてるように見えた。

この時、 一つの疑問が生まれた。

????… わざと不合格にしたんじゃないの??

だって????が不合格なわけないもん。 もし美嘉の考えが当たっているなら、その

理由は…?

「結果もわかったし帰るか。」 沈黙の中?????が口を開き

みんなはぞろぞろと歩き出した。

「美嘉!」 今、名前を呼ばれたような…。

でもどこから??

「こっちやで~」

上のほうから聞こえる。声が聞こえる方向 に顔を上げた。

三階の教室の窓、 優と??ちゃんが顔を出している。

優は両手で大きな○とxを作っている。 きっと合格したか

不合格だったかを聞いているのだろう。

????がいる手前、

○とは言いにくい。

その時????が迷っている美嘉の両手を取 り、

大きく丸を作った。

????は美嘉に向かって パチッとウィンクをした

優は美嘉に向かってガッツポーズをし、 その後すぐに先生に怒られているみたいだ った。

授業中だったのだろう。

「「じゃあまた来週の卒業式にね!!」」 駅で別れ、

みんながそれぞれの家の方向へと歩き出 す。

美嘉はなんとなく????のことが気にかか り、

駅まで戻ってみることにした。

?????