分节阅读 7(1 / 1)

恋空 佚名 4787 字 4个月前

るけど言えない って人がいるかもしれない。だからこの紙 に知ってる情報を書いてほしい。もし犯人 がいるなら無記名でいいから名乗り出て欲 しい。」

名乗りでる人なんているの?? もし美嘉が犯人なら絶対に知らんぷりする し。

本当に何も知らないので白紙のまま提出。

その日の帰り、 久しぶりに??と????を含め四人でヒロの家 で遊ぶことになった。

「今日の全校集会だるかった~!」

「あ~意味わかんないよね~!先生とか超 必死だしぃ」

だるそうな????と??。

「犯人誰だろ~ね!!」 興味津々の美嘉を見て

????は不敵な笑みを浮かべた。

「俺ら知ってるよな。ヒロ!」

「お~知ってる」

「誰~?!」 ??が体を乗り出す。

「犯人は俺と~ヒロと??と???!」

「????てめぇ口軽すぎ」

「ヒロ達が犯人なのっ??」

目を見開きながら問う美嘉に ヒロはあっさり答えた。

「おぅ」

「マジ?バレたら停学になるよ!」 ??は

心配そうな顔をしている。

「大丈夫。手は打ってあるからな!」

ヒロの意味ありげな言葉にヒロと????は顔 を見合わせて笑っていた。

この意味ありげな言葉の理由は、 後々知る事になる…。

それから何日か経ち、 いつもの通り学校へ行く

相変わらず教室に???の姿はない。 まだ病院通ってるのかな??

朝から先生は口うるさくトイレの窓の話ば かりだ

今日もまた白紙が 配られる。

犯人が見つかるまでやるらしい。 犯人はヒロ達なのに…。

でもそれを紙に書くことは出来なかった。

大好きなヒロを裏切るなんて出来ない。 今日もまた白紙で提出。きっとこれからも

ずっと…。

夜、 家でテレビを見ていたら家の電話が鳴っ た。

??????????

『もしも…あっ先生!!』 担任の先生だ。

『おっ美嘉か?』

『先生どうしたんですか~??』

『美嘉にちょっと聞きたい事があるんだ が、正直に答えてくれるか?』

『…はぁ…?』

『例の男子トイレの件、今日白紙渡した ろ?それに何か書いたか?』

『書いてないけど…』

『その紙に【犯人知ってるけど、言えない】 って書いてあったけど美嘉じゃないの

か?』

直感した。 それを書いたのは ??だと…。

だって 犯人を知ってるのは??と美嘉しかいないも ん。

????が犯人だってバレるかもしれないの に…

??は大人だなぁ。

でもね、 美嘉はヒロを裏切るなんてできないの。 まだ子供だから。

『…知りません』 罪悪感のせいか

声が裏返る。

『そうか…すまなかったな。でも、何人か犯 人の名前を紙に書いてくれた人がいたん だ。今からその生徒が保護者と学校に来る んだ。それじゃあまた明日な!』

電話は切れた。

犯人を書いた人がいる?ヒロ達… 学校に呼ばれたのかな。

家の電話を切ったと同時に、 phs が鳴った。

?????????? 着信:?? ??だ。

きっと??も先生から電話来たんだな…。

『もしもーし』

『あ、美嘉?さっき先生から電話来なかっ た?』

『来たよ~!??も来た?????達やばくな い??』

『それがさっき????に電話したんだけど、 ????は呼び出されてないみたい。それで聞 いたんだけど、???が学校に呼び出されたみ たい…』

『えっ?なんで?なんで???が??』

動揺が隠せない。 だってなんで???が…?

すると??は 真実を話し始めた。

『なんか~さっき????から聞いたんだけど ???さ~美嘉と仲良かったじゃん?それで ヒロ君がキレてて…この前二人が喧嘩した 時あったでしょ?あの後ヒロ君がムカつい てトイレの窓割ったみたい。キレたのは??? のせいだからってヒロ君のグループ全員で 無記名の紙に???の名前書いて、???のせい にして…』

??が最後まで言い終わらないうちに電話を 切り、学校に電話をかけ直した

??????????

????

『もしもし?先生?』 相手も確かめずに電話をかけたが、

運良く担任の先生が出る

『美嘉か?どうした?』

『???が呼び出されたのは本当??』

『あぁ。今から保護者と学校に来るぞ。』

『あの、????とは言えないんですけど???は 犯人じゃないです。???を疑うのはやめて下 さい…』

一瞬沈黙になり、 先生は再び話し始めた。

『先生も???はそんなことしない奴だと思 ってる。でも紙に名前を書かれたのは事実 でな…本人が否定すれば大丈夫だ』

『犯人は…本当の犯人は…』 一度開いた口を

ぎゅっと噛み締めた。

???は犯人じゃない。 でもヒロを裏切っていいのだろうか。

美嘉は… 弱虫で卑怯な人間だ。

学校にかけた電話を切り学校に向かって走 った。

着いた頃にはもう外は真っ暗で校内は静ま り返り

???もすでに帰ってしまったみたいだ。

偶然通りかかった音楽室を見て、 ???に悩みを打ち明けた時の事を思い出し ていた

先生に本当の犯人がヒロだって言えなかっ たから…???は…。

???は犯人じゃない。 だからまた学校に来れるよね?? また話せるよね?? もし???が学校に来たらその時は先生に正

直に全部話すから。

本当の犯人は ヒロ達だって…。

しかし次の日もその次の日も???は来なか った。

鼻がまだ治らないのかもしれない。 最近は連絡もこないし…

トイレのガラス事件について先生は何も言 わなくなったし

白紙も配られなくなった

手首の傷も治り、 リストバンドもはずせるようになった頃…

朝の挨拶で先生が言った

「???が学校をやめました。」 クラス中がざわめき、

みんなは口々に言う。

「えーなんで?」

「どーして?」

「個人の理由だ。」

冷静に答える先生。

個人の理由?? 何それ!!

美嘉と??は朝の挨拶が終わると、 真実を知るため職員室へと走った。

「先生!!」

美嘉と??は怒り気味で担任の先生のもとへ と走る

「なんだ、どうした?」

「???が学校やめた本当の理由教えてくだ さいっ!!」

二人が口揃えて質問を投げ掛けると、 先生はため息を交えながら答えた。

「…認めたんだよ。トイレの窓ガラス割った のは自分だって。」

目を合わせる美嘉と?? 二人は必死になって先生に説明をする。

「それは有り得ない!だって…」

「知ってます、本当の犯人!ねっ、美嘉?!」 ??に同意を求められ

大きく頷く。

先生は少し困った顔をしながら、 二人をなだめるようにゆっくりと話し始め た。

「あいつが自分がやったって言ってるん だ。あいつが決めたことだ…」

二人は何も言い返すことが出来ないまま、 とぼとぼと歩いて教室に戻った。

???やってないじゃん。 なんで犠牲になるの…。

教室では 同じクラスの???が泣いている。

どうやら???は???の事が好きだったよう だ。

???が犯人ではない事 犯人をかばって学校をやめた事 犯人はヒロ達だと言う事を、

みんなはうすうす気付いているようだ。

???はずっと 美嘉と??を睨みつけていた。

そんな???を見ないフリしてヒロの教室へ 向かった。

ヒロは????達と笑いながら楽しそうにして いる。

「ちょっと来て」 キレ気味にヒロを呼ぶ。

「お~美嘉が俺の教室来んのめずらしい な!」

「いーから。話あるからこっち来て!!」 廊下の裏へと

呼び出した。

「美嘉マジで怒ってんだけど。なんでかわ かってる??」

「さぁ~」

明らかに知らないフリをするヒロ。 その態度に怒りは増す。

「…何考えてんの??」

声を震わせながら 聞いた。

「何が?」

「???学校やめたよ」

「へ~…」

「なんでやめたかわかってる??」

「…知らねぇ」

「トイレの事件???のせいにしたんでし ょ????はヒロ達をかばってやめたんだ よ!!」

「…マジか~」

「マジかじゃないよ、???に謝りなよ」

「だって学校やめたんだろ?謝るたってど うすんだよ?」

「???の番号教えるからかけなよ!!」

「は?あいつと連絡とってんの?」

「今その話は関係ない」 無言になるヒロに

冷たく言い放つ

「ヒロが???に謝るまで会わないし連絡も とらないから。じゃ」

教室に帰り 顔を机にふせた。

次の日の朝学校へ行き、靴を履きかえよう としたが上靴がない。

きっと???だ。 美嘉のせいで???が学校やめてしまったか

ら…。

靴下のまま 教室へ向かう。

「おはよ~」 だるそうに教室に入る美嘉の足元を

じっと見つめる??。

「あれ?上靴は?!」

「なんか神隠しにあったみたい~」

「マジ?あたしの靴も神隠し~?」 ??も????の彼女だからという理由で

きっと隠されたのだろう

「ど~せ???でしょ!???の事好きだったみ たいだしぃ~」

靴を隠されたにも関わらず明るい??。

「何も知らないくせに…陰険!!」 怒りを隠しきれない美嘉

「「上等だしっ?」」 二人で声を合わせて

わざと???に聞こえるように叫んだ。

美嘉と??を睨みつけてる???と他三人の女。 ???は???の事が好きだったから、

美嘉のせいで???は学校をやめたわけだし

腹が立つのは仕方ない。

けど、 他の三人の女は…??

ヒロは人気がある。

…いわゆるモテる。

性格は明るいし、 顔もかっこいい。

背も高いしスポーツ万能で優しくて…。 ヒロ自身ギャル男なので学年の中でも

目立つギャルにモテていた。

美嘉は本格的ギャルではない。 普通よりギャル系ではあるが高校に入って

少し派手になった、いわゆる

“高校デビュー”ってやつだ。

ヒロと付き合い始めた時には、 似合わないだとかよく陰口を言われたりも した。

ヒロはすごくモテるので親衛隊みたいなの もあるらしい。

???と一緒に睨みつけているのは、おそらく

“ヒロ親衛隊“である三人だ。

???と

“ヒロ親衛隊“の三人がどこでどう繋がっ たのかは知らないが、 手を組んだみたいだ。

四人に睨まれながら靴を隠された美嘉と?? は、

ルーズソックスのまま廊下に出た。

廊下に出ると、 遠くからはヒロが手を振っている。

ヒロは何かを話かけようと近づいて来たけ ど、

美嘉は走ってトイレへ駆け込んだ。

???が学校をやめてから一週間。 ヒロからは

毎日連絡が来る。