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恋空 佚名 4688 字 3个月前

電話を開き時間を気にしながら答え

た。

「…ちょっとだけなら」

「あたし????がヒロ君と付き合ってるなん て知らなくて…本当にごめん。前みたいに戻 りたい…」

頭を下げる??の姿を見ながら考えていた。

別に怒ってるわけじゃないんだ。 自分の好きな人が他の女に告白したらそり

ゃあ腹が立つし憎くなったりもする。

????にすぐ返事しなかった美嘉ももちもる 悪いから…

もう、いいよね。

「ん…、もう謝らなくても大丈夫だよっ。美 嘉こそごめんね」

重い沈黙の中 発した言葉に??の顔がほころぶ。

「良かった…本当ごめんね。美嘉今日予定あ る?遊ばない?」

「ごめん、今日はパーティーする予定だか ら…」

縮まりかけた二人の距離が再びひらく。

「あたしも参加したら…ダメかなぁ?」 ??からの誘い。

…どうしよう。 ??に助けてもらったこともたくさんある し…。

でも、 誰だって一人のクリスマスイブは嫌だよ ね。

「????に聞いてみるっ」 あとは????の

気持ち次第だ。

握っていた携帯電話で????に電話をかけ る。

????????

『もしも~し!どうしたの~!?』 テンションが高い????には聞きにくい質

問。

『ちょっと……』

『??がクリスマスパーティー参加したいみ たいなんだ……』

『え?!』 聞き返す????。

想像もしていなかったからだろう。

??から少し離れ、 ??の姿をちらちらと気にしながら小声で話 した。

『やっぱ…無理??』 ????はしばらく沈黙を続けたが、

しばらくして唸り声をあげながら答えた。

『私は??苦手だけど…美嘉は大丈夫なの?』

『ん~…ごめんねって言ってくれたしもう あんまり気にしてないからいいかな!!』

『そっか。それなら私はいいよ!?????にも 伝えておくね!じゃあまた後で?』

電話を切り????の返事に胸を撫でおろしな がら??のほうへと戻る。

「一緒に行こう!!」 ??の不安げな顔はみるみるうちに

涙目へと変化した。

「ありがと。美嘉と仲直りできて良かった ぁ…」

「泣くなぁバカっ!6時からだから早く帰 って用意しよっ!!」

『何~?!』

二人が校門を出た時、 目の前ではヒロと????が手を繋いで歩いて いる。

「…大丈夫?」 心配する??に美嘉は真っ直ぐ二人を見つめ

ながら答えた。

「平気。新しい恋するって決めたから ぁ~!!」

その表情に 迷いは見えなかった。

「美嘉!新しい恋に向かってレッツゴー?」

「うん、出会いに期待だね~!!」

美嘉と??はわざとヒロと????に聞こえるよ う大声で叫び、 顔を見合わせながら大笑いした。

「「振ったこと、後悔させてやろうよ!!」」 声を揃える二人。

それは固く揺らぐことのない決意…。

今の時間は四時。 パーティーまで あと二時間。

家に帰るのが面倒で、 学校から近い??の家へと向かう。

制服からあらかじめ持参していた黒いワン ピースに着替えた。

「ワンピ超かわいい~?あたしもオシャレ しちゃおっかなぁ?」

「しちゃえ~!!」

ヒロと????を見た時からなぜか気持ちがス ッキリしている。

苦しくはない。

全く気にしてないと言えば嘘になるけど、 今はこれで良かったと思ってるんだ。

??の長い髪を セットしてあげた。

「??大人っぽ~い?」

「マジで?ありがと?美嘉メイクしてあげ る!」

パーティーにむけて盛り上がる二人。 ふと思い出したのは

????の姿。

????の私服と言えば決まってtシャツにジ

ーンズだ。

????のことだからパーティーといっても きっといつも通りなんだろうな。

一つの作戦が 頭に浮かんだ。

その作戦を実行させようと??と相談の末、 ????にメールを送信。

《今すぐ学校近くのパチンコ屋の前に来 て!!》

????からの返事を待たずにパチンコ屋の前 へと向かう。

「????めちゃくちゃかわいいよ??????喜ぶ よっ!!」

「どうしたの!?」

しばらくして走って待ち合わせ場所に来た ????はやっぱりtシャツにジーンズ姿。

美嘉は不敵な笑みを浮かべ 強引に????を??の家へと連れて行った。

「??、作戦開始!!」

「ラジャー?」

立ち上がり 敬礼をする??。

??は呆気にとられている????の服を脱がし 勝負服に着替させ???をする。

美嘉は????の短い髪をコテとワックスを使 ってセットする。

“????変身大作戦”だ。 今日はクリスマスイブ。????にもオシャレ

をしてほしい。 同じ女の子だもん。

????は整った顔立ちにメイクがとても映 え、 すらっと長く伸びた足に黒いロングスカー トがとても似合っていた。

「????ちゃんすごい変わった!」

べた褒めの二人に????は心配そうな顔をす る。

「私が化粧したりスカートはいたらおかし くないかな…?」

「な~に言ってんの!!自信もって?」

美嘉の言葉を聞いた????は目に涙を浮かべ ながら照れくさそうに微笑んだ

「そっかな…ありがとう。本当にありがと う!」

用意に没頭してしまい時計を見ればもう5 時半。

「もうそろそろ行かないとやばくな い!? 」

時計を見つめたまま焦っているせいか 早口になる美嘉。

三人は ???の家へと向かった。

??????? 部屋のドアが開く。

「お、オシャレしてんな!俺の部屋二階の 一番奥だから先入ってて」

??の顔を見た瞬間???の動きが止まった。 ??が来ることは知らなかったのだろう…。

「後で詳しく話す!!」

???に耳打ちし、 階段を駆け上った。

ベッドとテレビがあるだけでガラーンとし た

広い???の部屋。

三人は緊張した面持ちでその場に座る。

「あれ~?????は~?」 いじける????に???は

居間から叫んだ。

「少し遅れるって!」

そわそわしながら 待つ三人。 待つ側って

落ち着かないものだ。

玄関のドアが開く音が 聞こえる。

「来た!?」 興奮する??。

階段を上る足音が だんだん近づいて来た。

??がカバンから手鏡を出し髪を整える。 美嘉と????も一緒になって手鏡を覗き込ん だ。

「お待たせ~」

突然開くドア。 先頭で部屋に入って来たのは?????だ。

?????は持っていた荷物から手を離し 荷物は音をたてて床に落ちた。

「…?????」 ????を

見て立ち尽くしている。

「変かな…?」

不安げな表情を見せる????に?????が飛び 付いた。

「すげーかわいい!」 いつもはクールな?????の意外な姿。

????に向かって舌を出すと????は照れなが ら小声で呟いた。

「ありがと…」

“????イメチェン作戦”大成功?

「ラブラブだな~。?????せっかく買って来 たケーキ落とすなよな~」

そう言いながら部屋に入って来たのは、 お兄系の??ちゃん。

寝癖っぽくセットされた黒髪に ダボダボのジーンズ。

茶色いジャケットのえりを立て白いマフラ

ーを巻いている。

??ちゃんの後に軽く頭を下げて部屋に入っ て来たのは、

ホスト系の優。

確実に 180 ㎝はある長身に黒いスーツ。 少しメッシュの入ったツイストパーマに

ほんのり茶色っぽい肌。

車の鍵を指でくるくると回していたのが 印象的だった。

「ね~最後に入って来た背高い人かなりい い~?イケメン!」

耳打ちする??。 最後に入って来たホスト系の優を

じっと見つめた。

確かにかっこいい。

…だけどなんでだろう、胸が痛い。

???が大量の缶酎ハイを一人一缶配る。 美嘉?????????????????????ちゃん?優の 7

人が集まり クリスマスパーティーは開始された。

「カンパーイ?」 じゃんけんで負けた???が代表して

乾杯の音頭をとる。

「優さんと??さんは 19 歳だから俺らの二 個上だから」

?????が 二人を紹介する。

二個上… どうりで大人っぽい。

だから車の鍵を持っていたんだ。

「とりあえずみんな自己紹介しねぇ?」

???の余計な提案のせいで一人ずつ自己紹 介をするハメに…。

「じゃああたしから?」 やる気満々の??が

立ち上がった。

「??です。ピチピチの 17 で~す?仲良くし て下さいぁ?ちなみに彼氏募集中~!」

のっけからテンションの高い??。

「じゃあ次は俺。」 次に立ち上がったのは、?????だ。

「え~?????です。知っての通り????は俺の 彼女なんで手出したらだめで~す」

「のろけるな!」

?????の自己紹介に 野次が起きる。

続けて?????の隣に座っていた????が 立ち上がった。

「あ、????で~す。?????の彼女です?今日 は楽しみましょう~!」

いかにも????らしい あっさりした自己紹介。

次に煙草に火を着けたばかりの??ちゃんが 煙草を一旦灰皿の上に置き

立ち上がった。

「??です。二個上の大学生~どうぞよろし く~」

??ちゃんが座ったすぐ後に、 優が床に手をつきながら立ち上がる。

イケメン大好きの??の目は輝きを増す。

「名前は優。スーツ着とるけど今日大学の 授業で仕方なく着とるだけやから!ホスト と勘違いしないでな!」

…初めて聞いた関西弁。なぜか目が離せな い。

「次美嘉やりなよ?」 ??に急かされ

しぶしぶ立ち上がった。

自己紹介とか 苦手なんだよなぁ。

注目されて 顔が熱くなる。

「美嘉です。よろしくなのです…」 緊張のあまり

言葉がつまる。

???が勢いよく 立ち上がった。

「女はみんなわかってると思うけど??? で~す!じゃ飲み始めようぜ!」

美嘉は持っていた酎ハイをごくんと一口だ け飲み

みんなはそれぞれ騒ぎ始めた。

「優さんってぇ~関西出身なんですか ぁ?」

少し酔ったのか頬をほんのりピンク色に染 めた??が優の肩に寄り掛かる。

「俺関西出身やで。家におったら邪魔やか らって追い出されたんだわ!」

楽しそうな二人の会話を聞きながら 壁にもたれ掛かった。

頭が痛い…。 お酒弱いからなぁ。