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恋空 佚名 4588 字 4个月前

みをとるこ とが出来た。

期待に胸を膨らませながらかばんに水着や 着替えを詰め、

明日が晴れるようにティッシュでてるてる 坊主を作っていたその時…

ガサガサッ 玄関の外で、

なんかビニール袋の音がする。

玄関まで走り、 覗き穴から外を見た。

しかし誰もいない…。

玄関の前で音がしたと思ったんだけどな ぁ…。

鍵を開けゆっくりドアを開けると、

ドアノブからどさっとビニール袋が落ち た。

座り込み、 ビニール袋の中身を確認してみる。

ビニール袋の中身は、

お弁当とゼリーとペットボトルに入った麦 茶だ。

こないだ優が遊びに来た時も、 入浴剤と石鹸がかけられてたっけ。 誰か間違えて置いて行ってるのかな…??

玄関の外に出て、 階段や一階のまわりを確認した。

しかし、 やはり誰もいない…

とりあえずそのビニール袋とその中身をゴ ミステーションに投げ捨てた。

部屋に戻り念のため鍵を二つ閉め、

充電していた携帯電話を手に取るとメール が届いている。

受信:????さん

《明日のキャンプ楽しみだねぇ(^^)》

前に??ちゃんについてのメールをしてた 時、

返事をしなかったからちょっと気まずい な…。

送信:????さん

《晴れたらいいですねっ(e3e)》

それからしばらく返事は来なかった。

もうメールは終わったのだと思いお風呂に 入っていると、

部屋から着信音が鳴っているのが確かに聞 こえる

裸のまま部屋に携帯電話を取りに行き、

携帯電話に小さいタオルを巻いて濡れない ようにお風呂場へ持って行った

返事なんてお風呂上がってからでもいいの に…

でもなぜか自分なりにこだわりがあるの だ。

メールはすぐに返す!!

だって自分自身がメールの返事が遅かった ら少しイライラするし…。

まぁ、

たまに面倒で返さないこともあるんだけど ね…。

受信:????さん

《私ね、やっぱり??のこと好きなんだ。。。》

なるべく??ちゃんの話は避けたかった。 関わると、

もし??にバレた時いろいろ大変そうだか ら…。

でも????さんもきっと誰にも相談できなく て、

悩んでいるんだろう。

ここで返事しないなんて 美嘉はそこまで薄情な人間ではない。 送信:????さん

《そうですか…恋は辛いですよねぇ(:∧;)》

この返事、 適当な気持ちで送ったわけじゃない。

????さんの気持ちはよくわかる。 元彼を想う気持ちは…。

お風呂に入りながらメールを打っていたの で、

のぼせてきた。

ラッキーなことに????さんからの返事はま

だ来ないので、

急いであがりまだ濡れた髪のままパジャマ に着替えて返事を待った。

?ピロリピロリ?

受信:????さん

《でも??には??ちゃんっていうかわいい彼 女がいるし…私はもう無理だと思う。だけど 最後に好きだった気持ちだけは伝えたいん だ。伝えてもいいと思う?》

????さんが美嘉に何て言って欲しいのか、 だいたいはわかる。

もし美嘉が????さんの立場なら、 何て言って欲しい??

ヒロに振られてヒロに新しい彼女が出来 て、

それでもまだ好きで…

気持ち伝えていいのかを悩んだ時何て言っ てほしいかな…??

送信:????さん

《自分の気持ちに素直になったほうがいい と思います(>_<)伝えないで後悔するより は、伝えて後悔したほうがいいと思います

(>^_^<)》

きっと、 立ち向かう勇気が欲しかったんだよね。

受信:????さん

《勇気でたぁ!美嘉ちゃんありがとうね☆

★》

????さんと??ちゃんを応援してるわけじゃ ない。

だけど気持ちすごくわかるから。

美嘉は恐くて、

大好きな人に気持ちを伝えないまま逃げ た。

想いが伝わらなくても、伝えることに意味 があるんだよね。

それで気持ちが救われるなら、 楽になるのなら、 いいと思うんだけどなぁ

でもきっと自分のことじゃないから言える んであって、

もし優の元カノが優に気持ちを伝えると思 ったらちょっと嫌だもん。

優のこと信じてるけど、不安になるよ。

…あ~!!

美嘉が????さんに言ったことは間違ってた のかな?!

友達の彼氏に告白していいかって相談され たら、それはやめて下さいって言うべきだ った…??

美嘉はただ????さんの立場だったらこう言 ってもらいたいだろうなって思って、 それを送ったの…。

てるてる坊主を作りながらいろいろ考えて いたら

布団にも入らずソファーの上で寝てしまっ ていた

━8 月 17 日 キャンプ当日。

「ふぁ~あ。よく寝…って、え?ぇ~!?」 携帯電話の時計を見て、飛び起きた。

昨日目覚ましをセットしないまま寝てしま ったので寝坊…。

優が迎えに来るまで あと 15 分。

楽しみにしてたキャンプだから、 メイクとかバッチリしたかったのにぃ!!

しかも昨日ソファーでそのまま寝ちゃった から、少し風邪気味だし…。

とりあえず持ち物を昨日のうちにかばんに 詰めておいたのは正解だった。

焦りながらもカーテンはしっかり開ける。 照りつける太陽。

今日は快晴。 キャンプ日和。

やった~!! 晴れた~??

机の上には まだ作りかけのてるてる坊主。

晴れたってことは、

きっと美嘉以外の誰かもてるてる坊主作っ たのかな。

勝手な妄想で一人納得をしながら用意を始 めた。

顔を洗い歯を磨いて、 白いキャミに茶色いミニスカートをはく。

?????? 外から

クラクションの音。

まだ約束より5分早いのに…。

荷物を抱え 家を飛び出た。

外にはキャミでも暑いくらいの、 ムンムンした温度。 うるさいセミの声。

優が車から降りて来た。

「おはよ~さん?」

サングラスをした優は 荷物を奪い トランクに入れる。

「天気いいね~っ!!」 空を見上げ太陽を手でかざしてみた。 手は太陽に当たり、

ほのかに赤くなる。

「俺がてるてる坊主作ったから晴れたんや

で。感謝してやぁ!」

「てるてる坊主作ったの優だったの!?」

美嘉の言葉に、 優は不思議そうな顔をしている。

「なんの話やねん!」

美嘉もてるてる坊主を作ったけど作ってる 途中で寝ちゃって、

でも今日晴れたからきっと他に誰かが作っ た人がいたのかもしれないなぁって思って いて、

それが優だったから嬉しかった。

…なんて言えない。 きっとガキだな~って言われるだけだし。

「別になんもないよ~だ ? 早く出発し よ~!!」

深く突っ込まれないようさっさと車に乗り 込む。

クーラーがガンガン効いている車の中。

…少し寒いくらい。

小刻みに震えていると、

優は自分の着ていたシャツを美嘉にかけ た。

「いやいいよ !!外出たらまた暑くなる し!!」

シャツを優に返そうとしたが、 優は強引にシャツを着せた。

「大丈夫なのにぃ~ぷーーーだ」

あまりの強引さにほっぺに空気を入れ膨ら ましていじけていると、

優は美嘉の頭を少し強めにくしゃくしゃっ と撫でた。

「アホぉ!気付けや。好きな女の体他の男 に見られんのいややろ。せやからシャツ着 ておきぃ」

そう言ってプイッと前を向き車を動かす 優。

もしかして美嘉がキャミソール着て結構肌 を露出してるから??

だから他の男に肌見られたくないから、 シャツ着ろって言ってるの??

優って全然ヤキモキとか焼いたことないの に…

もしかして ヤキモキ焼いてるの??

ミラー越しに 優の顔を見つめる。

「何見とんねん!!」

優は照れくさそうに顔をそむけてしまっ た。

優のシャツ… まだぬくもりが 微かに残っている。

シャツに袖を通し、 少し長くて余った袖に顔をうずめながら 笑いをこらえていた。

やがて車は

サークルのメンバーと待ち合わせしている 大学前に到着。

今日キャンプに参加するのは 16 人。 美嘉????????????????さん。

優???ちゃん??????????他同じサークルメ ンバーだ。

みんな合流して、 五台の車に別れて乗る。

もちろん美嘉は優の車?

…と言うより半ば強制的に乗せられてしま

った。

二時間かけて 海へ向かう。

テントなどはキャンプ場で借りる予定。

昼頃 キャンプ場に到着。

車を降りた時、 ????さんと目が合った。

????さんは笑いながら手を振っている。

??がこっちを見ていないか確認しながら、 ????さんに手を振り返した。

場所を決め、 借りたテントをそれぞれ組み立てる。

美嘉???????????。 四人が同じテントだ。

「あ~っ、あっちぃ!!!!!バリバリキャンプ日 和だしぃ~??」

汗をかきながら、 その場に腰をおろす??。

「これが終われば海だ~?海~?」 油断したのか????は支えていたテントから

手を離した。

「あ~っ!テントかたむいてるぅ!」 焦ってテントを支える

??。

「倒れる倒れる倒れる~っ!!」 美嘉も一緒になってテントを支え、

無事完成した。

完成したテントに みんなで一斉に入る。

「ね~ね~意外と広くない!!????なんか超 わくわくするんだけどぉ?…痛っ!!!!!!!」

??は興奮しながら立ち上がり、

テントに頭をぶつけた。

「あっ、??のばかぁ!!テント壊れるし~!!」

「あははぁ!!!!!!ごめんちゃ~い??」

わざと怒ったように言う美嘉に対し、 ペロッと舌を出す反省してない??。

「ね~早く海行こお ? 水着に着替えてさ ぁ!」

「「大賛成~!!」」 ??の提案にみんなは声を揃え、

それぞれ水着に着替え始めた。

????と??はタオルで隠しながら着替えてい る。

少しも隠さずに堂々と着替える??。 美嘉も…

隠さなくていっか!!

堂々と着替えよ~っと。

「??の水着超セクシーぢゃん~って感じ

??」

??が??の黒い水着を じっと見つめる。