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恋空 佚名 4604 字 3个月前

夜で練習しちゃったりなんかし て!!

あの初々しさは一体どこへ行ってしまった のだろう…。

今日作る予定の料理は、手巻き寿司 たこのサラダ

唐揚げ あとはあの~、 何て言ったっけ…

クリスマスに食べる大きいチキン! もちろんクリスマスケーキもね?

料理ってほどじゃなくて

ただ材料買って並べるだけって感じなんだ けどさ

今年はクリスマスケーキの生クリームの砂 糖と塩を間違えないようにしなきゃ。

優と二人でスーパーへ買い出しに行く。

その時にサンタクロースの衣装を発見し た。

「優~これ着てぇ!」 優はその隣にある物を指さす。

「それより美嘉がこれ来たら絶対似合うで

?」

優が指さしたのは

サンタクロースの女の子バージョンの衣 装。

ワンピースになっている

「こんなのあるんだ~!!かわいい~?」

「買ったるか?」

優はサンタクロースの衣装に手を伸ばし た。

「ダメ~!!」 優の手を止める美嘉。

「え~美嘉なら絶対似合うと思うんやけど なぁ」

子供みたいにスネた顔をする優。

愛しくて抱き付きたくなってしまったけ ど…

お店だから我慢我慢。

確かにサンタクロースの衣装かわいいから 欲しいけど…

「そんなことより今月のガス代高かったん だから節約節約ぅ?」

こんな所帯じみたことを言いながら、

本来の目的である料理の材料をかごに入れ た。

お会計をするためにレジに並んでいた時…

「あ~卵入れるの忘れとったわ。美嘉悪い けど取って来てくれるか?」

卵は確かかごに入れたはずなのに…。 不審に思いながらも

卵を取りに走る。

卵を取って戻って来た時にはもう会計を終 えてしまったみたいで 優はどこにもいない。

仕方なく一人でレジに並んでいると、 遠くで優が袋から卵を出し上にあげた。

卵あったんだ!!

卵を戻しに行くために再び走る。 卵にこんなに踊らされるなんて…。

店中を往復し、 息切れしながら優のもとへと向かった。

「卵あったの~??」

「あったみたいやわ。ごめんな!」 なんだか嘘くさい…。

家に帰りさっそく料理を作り始めようとキ ッチンへ向かった時…

「美嘉~」 優に呼ばれる声で、

部屋へ戻る。

「も~!!今から料理作るのにぃ~…何!?」 優は大きな紙袋からサンタクロースの衣装

を取り出した。

「じゃじゃ~ん!」

「え!サンタクロースの衣装じゃんっ!!い つ買ったの!?」

「美嘉に卵買いに行かせた時やで?」

…やられた。

優って本当にびっくりさせるのがうまいよ ね。

「着てみぃ?」 言われるがまま洗面所へ行き、

サンタクロースの衣装に着替えた。

スカートは短いし、 コスプレみたいでやらしい感じ…。

白いボンボンのついた帽子をかぶり、 優のもとへと向かう。

「どう?似合う??」 優は立ち上がり、

美嘉を抱き寄せた。

「めちゃめちゃかわいいやん!似合うわ」

「えへへぇ?」

優の体ごしから見える窓の外はもう暗くな りかけている。

とりあえず夕飯作らなきゃ!!

「優ありがとぉ!!とびきりおいしい料理作 るからね?」

「おぉ~期待しとる!」

キッチンへ向かおうとしたその時、

テーブルに置いてある花瓶にかすみ草が飾 られてあるのを見つけたた。

かすみ草なんてさっき買ってなかったじゃ ん。

これも美嘉に卵買いに行かせてる間に 買ったのかな??

でも、

照れ屋な優のために聞かないでおこうっ と…。

やっとのことで料理を作り始める。 料理自体は本格的じゃないからいいけど… 問題はクリスマスケーキ

しつこいくらいに砂糖と塩を確認しなが ら、

どうにか完成。

結果は…大成功?

料理を机の上に並べて、クラッカーを鳴ら す。

冷やしておいたシャンパンをあけ…

「かんぱ~い!!」 一口だけ飲み、

料理を食べ始めた。

「どう?どう??」

料理を口にいっぱい含めながら答える優。

「ほんま最高やわ!」

あっという間にたいらげ

お腹いっぱいになった二人はベッドに腰を かけた

「ほんまうまかったわ~!美嘉ありがと な。」

「どーいたしまして?」 テレビはつけない。

だってつけたらテレビに集中しちゃうか ら。

今日は特別な日だから、二人でたくさん話 せるように…。

優はあまり

“好き”って言わない。

“愛してるよ”なんて…言われたことない し。

ってか

“愛してるよ”なんて優以外の人にでさえ 言われたことないよ。

本気でもないのに

“結婚しようね~” って言う男とかよくいるけど、 優は絶対言わないと思う

もしいつか優がそんなこと言う日が来た ら、

本当のプロポーズの時だろうな…。

でも軽々しく気持ちを口にするよりは、

たまに言われたほうが愛を感じるのかもし

れないね。

話は変わって… 早く優にプレゼントを渡したかった。

優はきっと美嘉がプレゼント用意してるな んて思ってないだろうし、

優なら何あげても喜んでくれる気がするん だ。

実は今日ずっと渡したくてうずうずしてい たのだ

でもなんかびっくりするシチュエーション で渡したいなー。

しばらく考える。

…ひらめいた!!

「ちょっとおトイレ…」 そう言い残し、

トイレへ行くふりをしてプレゼントを持っ たまま玄関の外へ出た。

そしてチャイムを鳴らせば…完璧。

????????

「はい」 ドアの向こうから

優が玄関に走ってくる音がする。

両手にプレゼントを抱き優が出て来るのを 待つ。

?????…

ドアが開いた。

「優~メリークリスマス?美嘉サンタがプ レゼントを届けにまいりましたぁ!!」

その場でくるりと一周しプレゼントを差し 出した

ア然としている優。

げっ…もしかして調子乗り過ぎたかな?? ほんの冗談なのに。

やば~い…。

何も言わずに立ち尽くしている優の顔を覗 き込んだ。

「お~い!!優~??」

その声に優はどうにか意識を取り戻した様 子。

そして美嘉の手を引き玄関の中に連れ込ん だ。

「いつ外出たん?その格好で出たら風邪引 くやろ!」

優の目の前にプレゼントをそーっと差し出 す。

「あの~そんなことよりプレゼントで~ す…」

その瞬間… 力強くドアに押し付けられ、

二人の唇が激しく重なった。

「…んっ、優…??」

唇がゆっくり離れる。

骨が折れそうなくらいきつく抱きしめる優 の体が震えてるように感じた。

「そんなことされたら、毎年クリスマスに 美嘉のこと思い出すやん…」

毎年思い出していいよ。 毎年思い出して欲しいよ でもなぜかその言葉が出なかったんだ…。

「優…プレゼント開けて??」

優は美嘉の体をゆっくり離し、

今度は触れるか触れないかの軽いキスをし た。

「ありがとな」

そして手を握り合ったまま部屋へと向か う。

その途中、 唇を指先でそっと触れながら考えていた。

さっきのキス、 なんか熱くて激しくて…

いつもの優じゃないような、 そんな気がしたな。

二人は床に腰を降ろし、優はプレゼントを 開ける

中に入っていた zippo を取り出しとても嬉 しそうな顔で、

大切そうに握りしめた。

「これで今煙草吸ってええ?」

「…うんっ!!」

さっき優の様子がいつもと違うように感じ たことを疑問に思いながらも

優が煙草に火をつける姿を見ていた。

優はタバコの煙を遠くにフゥーっと吐き出 し、

その煙草を一旦灰皿の上に乗せ、

両手で美嘉の髪をくしゃくしゃしながら言 った。

「今まで吸った煙草の中で1番うまいわ! ありがとな!」

嬉しさと恥ずかしさで可愛いげもなくプイ ッと横を向くと、 優は笑いながら再び煙草をくわえた。

優、喜んでくれたね。 優が喜んでくれて、

美嘉も嬉しかった…。

素直になれなくてごめんね。

「ねーねーねーねーツリー点灯しようよぉ

?部屋の電気消してさぁ!!」

「おぉー。ええで!」

部屋の電気を消し、

いつものように優の足の間に入りながらラ イトのスイッチを押した。

さっきより外が暗くなったおかげで、 ライトがより綺麗に見える。

「わぁ~キレイ?赤いのがルビーで~白い のがダイヤモンドで~…」

「言っとること昔と変わってへんやん!夜 景見に行った時も言うてへんかったか?」

「うるさいっ!!それくらい綺麗だってこと なのぉ~?」

美嘉が言った一語一句を覚えていてくれて いるのが嬉しい。

さりげなくて嬉しい。

外では車が走っているはずなのに、

積もった雪が音を消してしまっているの か、

テレビもつけていない静寂した部屋の中は 二人の呼吸の音だけが響いていた。

優は美嘉がかぶっていたサンタクロースの 帽子の先っぽについていた白いボンボンを 手で触る。

「もうあれから一年もたったんやなぁ。」

あれから一年…。 美嘉と優が初めて一つになった日。

受験や卒業やいろんなことがあったけど、 でもすごく楽しい一年だった。

本当に良かった。

「一年かぁ!!早いよねぇ~…」

しんみりとした雰囲気。

それを壊そうとするかのように優は美嘉が かぶっているサンタの帽子を頭から奪っ た。

「あ~。美嘉の帽子返せぇ~!!」

優の手から帽子を無理矢理奪い返そうとす る。

「わかったわかった。返したるよ!」

優は微笑みながら美嘉の頭に帽子を戻し た。

その時、

帽子の中に何か入っているような違和感を 感じ、自ら帽子をはずすと…

???? 頭の上から小さい箱が出て来て、

床に転がる。

美嘉はその箱を手に取り優の顔を見ながら 言った

「何これ??」

「…クリスマスプレゼントやで!」 さらりと答える優。

大学に来て、

…クリスマスプレゼント??

だって去年ネックレス貰ったじゃん。 今年も貰っていいの??

「あと 1 分以内に開けないと没収するで!」

制限時間を決められ 焦ってラッピングを開ける。