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恋空 佚名 4631 字 4个月前

格好だけど…

今はそんなことより、 ??だ!!

「121 ページ、122 ページ 123 ページ…」 ひとり言をぶつぶつと言いながら 124 ペー

ジを開く

こんな時なかなか 124 ページが開けなくて イライラするもんだ。

そしてやっと 124 ページを開くことが出来 た時…

『美嘉~見れたなりかぁ???????!』 そのページを見て

開いた口が塞がらなかった。

そこにはドレスを着てメイクをバッチリし た??の姿。

『??…??載ってる!!』

動揺を隠せず大声で叫ぶと、 ??はケラケラと笑った。

『??ね~今、夜の仕事やってるの~!!!!!!!!ク ラブで働いてるんだぁ!!!!』

雑誌の写真の中の??は前のように濃いメイ クではなく、

ナチュラルメイクで黒のフリフリしたドレ スがとても似合っていた。

『なんで夜の仕事やってるの??』

手に持った本を一旦閉じ落ち着きを払った 声で??に問う。

『??ね、自分のお店持つのが夢なん だ~!!!!!!』

『…お店??』

『うん、ジュエリーの店経営したいんだっ ちゃ???』

『大学行きながらは出来ないの!?』

『早く資金貯めたいなりよぉ??今までは彼 氏いたから夜働いたりできなかったけど、 今なら大丈夫なのだぁ!!!!!!!』

??やっぱり彼氏と別れちゃったんだ。

…って今は浸ってる場合じゃない。

『そっかぁ…』

『でもね、やめても部室には顔出すだっち ゃ !!!!!! 美 嘉 も ち ろ ん マ ブ ダ チ っ し

ょ????????』

??はあまり学校来なかったし、

辞めたとしても今さら状況は変わらないか もしれない。

でもやっぱりもう来ないんだなぁと思うと 寂しくなるものだ。

大学辞めないで一緒に頑張ろう??

…なんて言える立場じゃないから。 やっぱり友達の夢は応援したい。

『うん、マブダチだよっ!!そのかわり店持 ったらジュエリー安くしてねぇ??』

『当たり前だっちゃぁ!!!!エンゲージリング あげる!!!!暇出来たら??と遊んでねぇ!…あ っ、客来たから、また連絡するなりね???』

『仕事頑張ってね!!』

電話を切ったあと

本を見るために寄ったコンビニで花を買 い、

とぼとぼと病院へ向かった。

本に載っていた??は別の世界の人になって しまったみたいで、

なんだか寂しい。

??は自分の店を持つために学校を辞めて夜 の仕事をし、

????はなりたかったホームヘルパーの資格 をとって今働いている。

みんないずれバラバラになるのかもしれな いけど

みんな夢を追い掛けて行ってるんだけどな んだかすごく寂しくて…

高校の時は何も考えずにただ楽しかったら 笑って

悲しかったら泣いていた

でも今はそうはいかないよね。

高校時代の自分が少し羨ましくなったりも する。

少しづつ、 大人に近づいているのがわかるよ…。

美嘉の夢って なんだろうな。

世界を回る通訳だっけ。 ヒロを置いて世界なんか回れる??

違う。 ヒロを置いて行くのが嫌なんじゃない。 美嘉がヒロと離れるのが嫌なんだ。

本当に通訳になりたかったのかな。 今もなりたい??

今の夢はね、

大好きな人が元気になってその人と一緒に 手を繋いで外を散歩すること。

こんなんで大学行ってる意味あるのかな ぁ。

??が辞めたって聞いて、なんか美嘉も大学 に行ってる意味がわからなくなっちゃっ た。

夢も消えかけてるのに、大学に通う意味が 見つからないよ…。

生ぬるい風が 長い髪を揺らす。

どこかから聞こえるうるさい誰かの笑い声 に、 今はなんだか耳を塞きたくなってしまう。

外が薄暗くなった頃、 病院に着いた。

病室へ向かう足どりが少し重く、 階段を一段一段踏み締めて上る。

302 号室の前。

落ち込んでいることを悟られないよう両手 で顔をパンッと叩き、 気合いを入れてノックをした。

トン トン

「どうぞー。」

ドアごしに聞こえる低い声。 その落ち着きようが、

入院生活に慣れてしまったことを物語って いる。

「失礼しまぁ~す?」 無理に笑顔を作って

ドアを開けた。

「お~美嘉。毎日ありがとな。」 いつもは誰かかれかいるのに、

今日はいないみたいだ。

「あれ???さんとかお父さんお母さん は??」

「あーちょうどさっき帰ったばっかりだ わ!」

「そっかぁ!!」 コンビニで買った花を取り出し、

近くにあった花瓶に入れようとした。

しかしすでに花が入っていたので 袋にしまい床に置く。

「なんか飲むか?」

「ん??いらないいらない!ヒロはゆっく り寝てなさい?」

ヒロを無理矢理横にならせてから布団をか け、

近くにあった椅子に腰をかけた。

腰をかけた瞬間に鳴ったミシッという音が 病室に響く。

「大学やめよっかなぁ~…」

沈黙の中ポツリと呟くと

ヒロはさっきかけたばかりの布団を取りガ バッと起き上がった。

「なんでだよ!誰かにいじめられたの か?!」

ヒロから目をそらし、

風でカタカタと揺れている窓のほうを見な がら答える。

「いや、いじめられたとかじゃなくて…」

「美嘉をいじめるやつがいたら俺が助ける から!殴る。」

美嘉の話を遮るヒロ。

でもヒロの今言ったことが嘘や冗談ではな いことがわかる。

高校時代 phs の番号とアドレスが黒板にか かれた時、

教室まで来てブチ切れたっけ…。

そんな過去を思い出すと笑いが込み上げて 来た。

「何がおかしいんだよ」 ヒロはそんな美嘉の姿に気付いたようだ。

「別になんもだよ!!気にしないで?」

「別にいいけどよ!で、なんでやめたいん だ?」

真剣な表情のヒロに対して、 それに答えるよう真面目に返答する。

「なんかね~なんで大学に行ってるかわか らなくなっちゃった。何がしたいかとかわ からないんだよね…」

ヒロは真面目な顔から一変、

安心したのと呆れたのを入り混ぜたような 表情を見せた。

「そんなのみんな同じだろ」

「…えっ??」

ヒロの言っている意味を理解することが出 来ず、美嘉はヒロの顔を覗き込む。

「つまりな、何か目的があって学校に通う やつなんかあまりいないんじゃねぇ?みん な学校に通いながらやりたいこととかを探 して行くんだと俺は思うけどな。」

「そっかなぁ…」

「だから美嘉も学校に行きながらゆっくり 考えたらいいんじゃねぇ?それからでも遅 くはねぇし」

「うん…」

「まぁ俺は勉強嫌いだから辞めたくなる気 持ちもわかるけどな!」

ヒロは最後に軽い笑いを混ぜ、 布団に横になった。

ヒロの言った言葉一語一句を繰り返し、 ゆっくりゆっくりと心で受け止める。

足元に置いていた花の入ったコンビニの袋 を見つめながら、 ヒロに向かって頭を下げた。

「ヒロ、ありがと…」 しかし

ヒロからの返事はない。

聞こえなかったのかな。 もう一回言ってみよ。

「ヒロ…ありがとね」

しかしやっぱり返事は無かった。

そーっと立ち上がりヒロのほうへ近寄る と、

スースーと寝息をたてて寝てしまってい る。

「まったくもぉ~…」 布団を肩までかけ直した後、

ヒロの寝顔を見ながら思っていた。

本当はね、 学校行くのちょっと辛いの。

いつも一人だしね、 みんながバラバラになって行くのが怖い。

みんな夢があって、

自分だけ取り残されたみたいで寂しいん だ。

でもヒロの言葉で頑張ろうって思えた。 話聞いてくれてありがとうね。 今美嘉にはヒロだけだから。

ヒロが全てだから…。

お互い頑張ろうね。

ほっぺに軽くキスをして病室を出た。 それからは真面目に授業に出て、

夏休み前のテストも完璧だった。

━8 月夏休み 今年の夏は一段と暑い。

むし暑いどころの話じゃない。 裸で歩きたいくらい。

太陽が当たって 熱したコンクリート。

ただ歩いているだけで 湧き出る汗。

大学に入って 二回目の夏が来た。

夏休み中にサークルの先輩からキャンプを 誘う電話が来たけれど、 バイトが忙しいという理由で断った。

そんなの行けない…。 行けるわけない。

????と??と?????は行かないらしいけど ??と???はわかんない。

でも??ちゃんがいるからおそらく??は行か ないだろう。

話は変わって派遣のバイトは週に四回は行 っている。

一人暮らしをすることはもう諦めたんだ。 だって家計を助けるために一人暮らしをす

るくらいなら、

バイト代を家に入れるほうが効率が良いこ とに気付いたから。

学校まで遠いのは不便だけど、

バイトやお見舞いで不動産屋に行く暇ない し!!

まぁ、

実家の物置きになっていた部屋を無理矢理 美嘉の部屋にしてもらったんだけどね…。

今日もいつも通り朝の 8 時に目覚めると、 携帯電話に一件のメールが届いていた。

寝ぼけながら

受信 box を開く。

受信:???

“???” と言う単語を見て、

しょぼしょぼしてた目もパッチリと冴えて しまった。

携帯電話の画面に

“???”の文字を見たのはいつぶりだろう。

…って言っても???とは

もともとあんまりメールとかしたことない けどね

なんで今さらメール来るの??

またあの日みたいに見損なったって言われ ちゃうのかな??

緊張しながら メールを開く。

《美嘉ごめん。????から別れた理由は聞い た。俺あん時カッとなってマジで悪かっ た。》

???からのメールは意外な内容だった。 でもなぜか嬉しいわけでもなく、 何の感情も感じられなかった。

仲直りするきっかけが欲しかったはずなの に…。

????と?????が???に話したことに対して怒 りを感じているわけではない。

なんか優と別れた理由がヒロの病気のせい になっているみたいで嫌だったんだ。

どんな理由にしても元彼を選んだことには 変わりないから、 謝らなくても良かったんだよ。

むしろ美嘉が謝るべきなのに…。

すぐさま ???にメールを返信。

《美嘉こそごめんね》 返信すると同時に、

電話